内部監査の仕事はコミュニケーションが得意な人に向いている!

内部監査

なぜ、監査の仕事が楽しい!!と感じるのか

さて、ここから始まる、内部監査の魅力の世界。あなたと共感できると嬉しいです。

仕事が楽しくて、ワクワクすること。それが最大の幸せですよね。

なんで仕事が楽しい!と感じるんでしょう。

とにかく、Internal Auditorという仕事は私にとって魅力的なのです。

その理由をよ~く探ってみることにします。

企業のすべての情報に手が届くこと。それを活用することを考えられること

会社の仕組みや活動を知って、会社の業務についての好奇心が満たされる。

ほとんどの人は、会社の中でどこかの部署に配属されると、そこの仕事に専任することになります。○○部の仕事、○○課の仕事、その中で、経験を積むとベテランとなり、業務の深さや幅も広がっていきます。

でも隣の部門は何をやっていますか? 仕事の内容、詳細にわかりますか?

そして自分の行っている業務と全く関係ない部門は何をやっているか、知っていますか? 同じ社内だから、何となく想像はつきます。でも、たいていの場合、自分の所属した部門以外の仕事はほとんど知らないで、興味も持たないまま、会社員人生を過ごすことになります。

内部監査はちがいます。

内部監査 専門職的フレームワークの実践要項には、

組織内の内部監査の位置づけを明確にし、必要とされる記録、および従業員並びに物的資源へのアクセスを許可する

実践要項1000

と、書かれています。社内の内部監査規程でまず、定義しなさい、と。

すべての、必要な人・物・データに際限なくアクセスできるのです。

ある部門に対して、内部監査をするということは、その部門の資料を閲覧し、ヒアリングし、データを見ることで、その部門の詳細の仕事を知ることができます。

すべての部門を監査していったら、だれよりも会社の業務に精通することになります。

こんなポジションは社長でもない限りは、ありません。

あなたは、だれよりも会社のことを知ることができるのです!

その情報を活用して、経営にどう資するか、ということを更に考えることができます。情報と現実のギャップを発見し、それを記録することで、業務の改善を導くことができます。

すべての部門、すべての役職、すべての拠点の人とコミュニケーションがはかれ、人間関係が築けること

会社には何人の人がいるでしょうか?

100人? 500人? 1000人? 5000人? それ以上?

そのなかで会社人人生を通じて、どのくらいの部署の何人の人と話ができるでしょうか?

そうだなぁ。異動すれば、それなりに人脈は広がるけど。。。

あなたの会社は県外に支店や営業所があるでしょうか?

海外に支店や営業所、工場や研究施設があるでしょうか?子会社の社長から、部門長、グループリーダーや、外国人社員から新人まで、何人と仕事について話をしたことがあるでしょうか。

内部監査の仕事の相手は、会社の中のすべての人、です。仕事を通じて、日本中、世界中の人たちとコンスタントに連絡し、コミュニケーションをとることができます。それもあなたが、相手の業務に精通して、理解をして、相手の問題意識なども共有できると、監査においてかなりディープな仕事の内容やプロセスの話をすることになります。

そのためには、勉強することがたくさんあるな。でもそうなれたら、楽しいだろうな。

こういう、コミュニケーションの機会が与えられていること。これは、内部監査人の醍醐味だと感じます。

人が好き、話すのが好き、移動するのが好き

知的好奇心や仕事全般について以外にも、そもそも、人と話すことが好きだから、ということが大きいとも言えます。人間についての興味やその人が持っている知識や経験など、そういう周辺的なものにももともと興味があるのかもしれない。

特に外国人については、その土地、その文化、その風土、その食事まで、すべてが興味の対象になります。私が海外監査にはまった大きな理由の一つでもあると思います。

それに加えて、乗り物で移動するのが好き。飛行機に乗ることが大好きです。飛行機に飛び乗って、違う国の違う価値観に触れること、これはたまらない仕事の醍醐味の一つです。当然仕事が終わってからの食事の前のビール一杯もたまらないのです。

うん! 終わったあとに、出張先で飲むビール、おいしいよねぇ

え、?私と同じ価値観ですか? それは、うれしいです!

人間関係づくりは常に自分のチャレンジだと思えるから

異なった組織や会社に飛び込むのはそれなりに勇気がいることです。ましてや、その部門や会社のオペレーションを評価するのです。事前の勉強は欠かせないし、生半可な知識や問題意識では表面的な話しかできずに訪問の時間は終わってしまいます。

いかにピントのあった話ができるか。いかに共感と同意を求められるか。目の前の人と仲良くなるにはどうしたらよいか。目の前の人と、ビジネスにおける信頼関係を構築するにはどうしたらよいか。

これは、大変なチャレンジなのです。

相手に信用してもらう、これはかなり高度な戦略の要るスキルだと思います。相手からどう思われるか、ではなくて、自分好みに攻略するにはどうしたらよいか!こう考えるとワクワクしませんか。

私のセミナーでは、海外に監査に行ったなら、一緒にご飯を食べて、写真を撮りなさい、と言っています。まずは経験を共有すること。一緒に食事をする、ということは相手との距離を縮める、効果的な方法です。

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